« しくみを考える | トップページ | ジャンベ作成中~ »

ジョアンナさん と 高尾山

先日、気功の学校で京都に行ったのですが、ちょうど都合よく、環境哲学者のジョアンナ・メイシーさんのワークショップに参加することができました。

ワークショップのタイトルは

 “帝国”から地球コミュニティへーー平和で健康な体と社会
  をつくり、私たちの生活を地球と再び結びつけるには?

「平和で健康な体と社会」という言葉に惹かれたのですが、とても充実した会でした。

そして、今日は友人たちと連れ立って高尾山に登ってきました。そうしたら、ジョアンナさんのワークで体験したことを改めてしっくりと感じることができて、また、友人たちにも一部シェアできたので、そんなこんなを書き記しておきたいなぁと。

 ∞・∞・∞

以前から「高尾山に登ってみたいー」という友人の声にお応えして、『高尾山に登って、拾った材料でドリームキャッチャー作って、リズム遊びをしよう会』を開催。

081204_1053002_3 ジャンベたたきの女子5人。

紅葉の高尾山にいざゆかん。

今回は水の流れ沿いの6号路を歩きました。

高尾山はなにしろ水が豊富な山。

琵琶滝の近く、岩から水が染み出します。

水滴が美しい・・・

口にふくんでみたり、手や顔につけてみたり、

それぞれに水のチカラをいただきました。

  081204_1109001_2

お気に入りのブナの木でアッピコ!

『アッピコ!』というのはインド・カルナタカ州の言葉で 「抱きしめる」という意味だそうです。

森林を守るための運動としてインドで始まって、 つい先日、高尾山でもイベントが行われたのですが、 その模様がインドの新聞で紹介されたそうです。

「アッピコ!」と言って木に抱きつくのは楽しいですよ。

 ∞・∞・∞081204_1128001

そして水の音を聴きます。

流れに背を向けて、耳に手をあてて、おさるさんのようですが、水の流れの近くに行ったら、ぜひやってみてください。きっとびっくりされると思います。

ここでジョアンナさんのワークを思い出しました。

 J 「なんで私たちは聴くことができるのでしょう?」

それはお魚のおかげなんです。

生物の進化の道すじの中で、魚の時代、あごの骨をちょっと上げることによって、聴こえるという機能を作り出したのだそうです。

 魚のおじいさんに感謝です。

 ∞・∞・∞

木の枝を拾いながら頂上に到着して、まずはお昼ご飯。

お腹が満ちたら、おしゃべりしながらドリームキャッチャー作り。枝を曲げたり、ヒモを結んだり・・・

 J 「なんで私たちは手仕事ができるんでしょう?」

それはサルのおかげ。

猿人になる前のサルの段階で、親指とそのほかの指で輪っかを作れるようになって、ものをつかめるようになったんだそうです。

 ∞・∞・∞

手仕事しながら、おしゃべりをして、目と目を合わせて見つめあう、

 J 「なんで私たちは見つめあうことができるんでしょう?」

これもサルのおかげ。

魚は目が横にあるから、正面をむいて見つめあうことはできないですよね。サルの時代、目が正面にやってきて、横を向かなくても正面が見えるようになったそうです。

これによって、物との距離を測れるようになって、枝から枝へと飛び移れるようになったんだとか。

 ∞・∞・∞

そもそも立って歩いて山に登って・・・ 自由に運動するには背骨の動きが重要。

 J 「なんで背骨は小さな骨が積み重なって、動くことができるんでしょう?」

1011789782_196s これは魚のおかげ。

魚の時代にこのような背骨ができあがったのだそう。

ちなみにこちらの写真は「ナメクジウオ」。

友人の話によると、ナメクジウオのゲノムは、全体の10%がヒトの遺伝子組成にとてもよく似ていることが判明したそうで、私たち人間も含む脊索動物の共通の祖先がナメクジウオである可能性がとても高いのだそうです。

私たちの背骨の構造はナメクジウオからの賜物かもしれません。

このナメクジウオ、山口県上関町の原発建設反対の原告に加わったそうです。(動植物が原告に加わることは、欧米ではごく一般的なことです。)

背骨をくれた、わたしたちのおじいちゃん「ナメクジウオ」への感謝をこめて・・・

 ストップ!上関原発  http://stop-kaminoseki.net/

 ∞・∞・∞

下山しながら、それぞれ持ってきた鳴り物ならしてセッションしました。私はちっこいジャンベを持参。ジャンベのリズムはいろいろあるのですが、そのなかで「アースビート」とか「ハートビート」と呼ばれるものがあります。文字通り、心拍を、脈を現したもの。

 J 「なんでわたしたちは脈打つことができるのでしょう?」

それは最初に生まれた多細胞生物のおかげ。

細胞が1つから2つになった時点で、栄養を体にめぐらせる必要ができ、そのための機能として脈がはじまったのだそうです。

以来、脈々と受け継がれ・・・

 ∞・∞・∞

ジョアンナさんのおかげで、自然がより身近(というか自分とイコール)になり、また、体の素晴らしさをより深く感じるようになりました。

こういう視点からの体をもっと深く知ってみたいと思います。

ジョアンナ・メイシー著書
 『地球の声を聴く ディープエコロジーの入門書』
 『世界は恋人世界はわたし』
 『絶望こそが希望である』

 ∞・∞・∞

一緒に自然を楽しんで、自然を想って、こんなマニアックな話も楽しんでくれる友人たちに感謝です。

ものすごく楽しい一日だったので、またこういう遊び方をしたいなーとたくらんでいます。

|

« しくみを考える | トップページ | ジャンベ作成中~ »

学ぶこと」カテゴリの記事